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    桂島緑地公園に関連する思いや出来事を「桂島春秋」として綴っています。
 ●桂島春秋

秋深まりて   寄稿者:かむろのおっちゃん
 台風が行き透き通るような青空がもどってきた夕ぐれ、久しぶりにグーッと背をのばして緑地を歩いた。
ベンチに座り水面を見ているとブルッとするほどの寒さを感じる。
泳ぎ行く鴨の夫婦(?)もどこかいそぎ足のよう。
秋たけなわも、すぐそこまで、渡り鳥の季節がきているのを思うオッチャンです。
 H29年11月

錦鯉とスイレン   寄稿者:かむろのおっちゃん
 今年の梅雨は落ち着きがないのか、行動が遅いのか、おっちゃんみたいだなぁーとひとりごと。
でもスイレンは まちがいなく咲いた。
白い花にピンクの花。
バシャッと 水面が揺れ、白、ピンク、赤、黒の模様の美しい錦鯉が、姿を現した。スイレンのまわりをゆっくりと泳ぎ、消えた。
そして空は、澄んだ青色だった。
 H29年7月

春が?   寄稿者:かむろのおっちゃん
 まだまだ寒さ続く2月の中ころ、緑地の水芭蕉池には、ひと足早く春を感じた
水芭蕉の芽が、落ち葉の中から顔を出し、リュウキンカが日中に暖かさに目ざめて、花をつけている。
この様を感心にながめていたおっちゃんは、大きくくしゃみをひとつに歩き始めました。
H29年3月

落ち葉が舞って   寄稿者:かむろのおっちゃん
陽射しが、あたたまってきた昼前、ひとりで作業をしていた仲間に「おじさん、こんにちは」と声をかけた散歩中の子供達がいたという。
   「おう、手伝うかい」「うん」
元気な声で、大きなごみ袋を運ぶ姿に、おじさん、カサカサと舞う落ち葉が、うれしげに見えたとか。
H28年11月

スイレンの花を指して   寄稿者:かむろのおっちゃん
先日どんよりとした午後、おっちゃんが久しぶりにとぼとぼと散歩をしていると、
堤の中の明るく咲くスイレンの花を指し、寄り添いながら楽し気に語り合う母と娘の姿に出会った。
杖を手にする母だろう女性のうれしそうな笑顔は、一瞬陽が射し込んだように思われた。
H28年7月

水芭蕉とこぶしの新芽のごあいさつ   寄稿者:かむろのおっちゃん
 水芭蕉の新芽がのぞき見をしている上に、そばにある大きなコブシの木の枝が、それも目に綿毛をまとい風に
ゆれている。陽気にさそわれた新たな命があいさつしている様だ。
”これから しばらく ご一緒ですね”と。 春はうれしい、そして、身近にある公園のこのほほえましさが。
H28年2月

ムラサキシキブとガマズミ考   寄稿者:かむろのおっちゃん

秋には、あざやかな色の実を付ける木々が目立ちますね。
ムラサキシキブの清楚で上品な紫色の実とガマズミの赤い実のかたまりは林の中で目につきます。
 木の名前も印象的ですね。いにしえの名付け人は感性豊かで、自然をたのしむ心の持ち主が多かったのでしょうか。日だまりのベンチに座り、こんなことを思いめぐらすのも秋の公園のなせるただずまいなのでしょうか。

H27年11月

花々の競演   寄稿者:かむろのおっちゃん
今年は、花々の目につく年なのか、メンバーの努力が実ってきたのか?
植えた水仙やアヤメが咲き誇り、ハナアカシヤがくずの花より紅く目立ち、
ニッコウキスゲが、透き通るような黄色の花を草地に際立たせた。
そして今、スイレンの赤い花が水面に映える。
H27年6月

木立ちの合間   寄稿者:かむろのおっちゃん
白き化粧が消えたりしたり、それでもいつの間にか新芽が陽の暖かみを待っている。
堤のそばの木立ちも今か今かとその日を待っているが、また、白い化粧が訪れる。
しかし、晴れ間の朝のひかりの中で、木立ちの合間から見る堤は、心が優しくなる静かさで
やすんでいるようです。
H27年3月



北帰行に合わせて、メンバーからの写真提供(ハクチョウとカルガモ、白サギ)

北帰行   寄稿者:かむろのおっちゃん
このころ、堤に浮かぶ鴨がすくなったように思う。故郷に帰ったのだろうか。北帰行・・・・・。
今住む子供達が何年か後に、ふるさと桂から巣立ち、そして、必ず北帰行する桂の想い出の地に
なってほしいと、新しい年に気持ちを振い立たせるおっちゃん達です。

黄色の木の実   寄稿者:かむろのおっちゃん
堤の土手に、タチバナモドキの黄色のみが白い雪ボウシをかぶり、朝日に映える。
ボウシはすぐに溶けてしまったが、寒い景色の中、黄色は良く目立つ。
目立つと鳥が他のところに運びやすいんだなと一人がてんするおっちゃんです。

サギそして雪   寄稿者:かむろのおっちゃん
松の木のてっぺんに白いサギが一羽、そして、となりの木の頂きにも灰色の取りが一羽、彫像のように動かずじーと水面を見ているようだ。うす暗くなった夕刻、西の空に飛んで行った。
翌日、白いサギは、水の中にいてしばらく動かず、水面を見ていた。
そして三日後、あたり一面は雪で白くおおわれ鳥の姿はない。 帰ったのかなー: ふるさとへ。

ドングリの実   寄稿者:かむろのおっちゃん
この秋のはじめ、続けて大きな台風が通過した。
緑地の木々も枝が飛んだりしたがドングリの実は根こそぎ落とされた。秋が急に深くなったせいかも知れない。
 散歩道を歩くと、石ころのようにざくざく・ころころと足の裏に感じる。リスでも来ないかと見わたしても、この街中には住みついているはずもなく、鳥の食料にはいささか多すぎて、いつまでも敷石になっている。

スイレンとカルガモ   寄稿者:かむろのおっちゃん
スイレンの花をぼんやり見ていたら、カルガモがスーと近寄り、一声鳴いたような気がした。
あいさつですか?年中この堤に住んでいるのですかね。
仲間が他にいないようですが、スイレンの花がお気に入りですか。

桂島緑地は自然?公園?   寄稿者:かむろのおっちゃん
この頃は(暑く、梅雨になって)ウグイスよりホトトギスが、朝早くから鳴き出す。子供のころ田舎のばあちゃんに聞いた話しを思いだす。この話しは次の機会に。
小さな野原の花々や里山の木々が芽を出し少しづつ枝を張り出すと、郊外の里山の雰囲気が強くなる。その反面、あまりにも雑然として近づく人が少なくなる。どこまで手を入れるのが良いのだろうかなどと思いつつも、朝、気持の良い空気が流れだすと、足元の小さな花を探しに、藪の中の新芽や木の実を見に、とことこと緑地の道を歩く。

  寄稿者:かむろのおっちゃん
散歩をしていると、何故か気になり、しゃがみ込んで草の中を覗き込みました。
いました。ハハコグサが1本。
小さな花を二輪咲かせてました。おおー。高山の花の中でも特に”カレン”で有名なエーデルワイスの
親せきの方だ。平地の草の中でもやはり品がある。透き通るような透明感のある白さにみとれてしまった。

草の中に隠れた小さな花は、気にしているとどうしてもすぐに気がつく。ヒメジオンやジシバリ(イクニガナ)などキク科の花は目立ってしょうがないが、スミレのような花はそうはいかない。
背たけののびた芝草の中に小さな花を見つけて、踏むな踏むなと仲間に叫んでします。
ニワゼキショウの群生を見つけて、スミレの一種かと思い調べたらアヤメ科なので、又、びっくりした。
*一口メモ:
セキショウ(石菖)サトイモ科の常緑多年草、水辺に自生。ニワゼキショウは、庭に生えその葉の様子がセキショウに似ていることによる。
ハハコグサ(母子草) ニワゼキショウ

5月の早朝東街区東屋周辺、声を上げながらの散歩。キジも恋の季節なのかな?
(携帯での撮影のため映像が不鮮明)

  寄稿者:かむろのおやじ
過日皆さんに混じって、草取りのお手伝いをしました。暑い日でした。しかし、こんな暑さでも草たちは平気なのですね。だから、”雑草”のようにと言われるんだと一人感心関心しながら失礼しますと思いつつ草取りをしました。汗が目にしみて、休み休みですがね!。

可憐なギンランソウを見つけました。(2014/05/11)

  寄稿者:かむろのおっちゃん
グリンマートの裏の広場の大きな木の根元に子供達が置いたプランターの中で、パンジーが息を吹き返してました。
元気な花を腰をかがめて見入った後、ヨイショと反り返り、青空を見上げた。
ゆったり散歩できるのを思うとひとりでに笑いがこぼれる。
春は、おっちゃんも元気になる。

よく手入れされた大倉緑地のさくらは今年も見事に満開でした。

  寄稿者:かむろのおっちゃん
植えました。植えましたよ。
おっちゃん達は”ニコヤコ”で楽しそうでした。
4,5日後、小さな湿地の中に水芭蕉が真っ白い苞の中に黄色の花をしっかりつけてほっとしたように
立っていました。
そばには、小さなリュウキンカもツボミを何個も付けています。
桂に水芭蕉とリュウキンカが現れたのですよ。
空は真っ青に澄み切った一日でした。

平成26年4月上旬 レンギョウが一斉に開花しました。

間近な春へ   寄稿者:かむろのおっちゃん

足もとにカラスノエンドウの小さな芽が顔を出すころ、よく歩きまわる。この新芽が紫色の5ミリ
ほどの花をもち、2センチくらいのサヤエンドウになる。
 このころ、歩をすすめるとタチツボスミレに会える。散歩道を見上げると朴の若芽が、さわやかな
甘みの香りをしとやかに流している。
 この季節を我が老宅の窓から雪にかくれた公園の小道を眺めて待ちわびている