(草花写真館より) |
概要 (wikipediaより)
アヤメは山野の草地(乾燥地)に生える(湿地を好むことはない)。葉は直立し高さ40~60cm程度。5月ごろに径8cmほどの緑色の花を1-3個付ける。外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には網目模様があるのが特徴で、本種の和名のもとになる。花茎は分岐しない。北海道から九州まで分布する。
古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。
アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる、ハナショウブやカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている(施設名、創作物など)。
優劣をつけがたい例えとして「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるが、カキツバタが水辺などの湿地に咲く一方、アヤメは乾燥地が生育に適している。
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