活 動 紹 介

「地域に根ざした環境保全の実現」、「環境保全の啓蒙」を基本的な柱とし、河川・水産関連団体と連携した河川の水生動植物の増殖活動を支援します。河川における発眼卵での系統放流の啓蒙と系統放流を指向する団体への技術支援・作業支援を行なっています。

在来のイワナ増殖活動への参加協力 --------------------------------------------
  −在来のイワナの増殖を目指す鳴子漁協への協力活動を行っています。
    (河北新報2008/06/10の記事) 

◆内水面漁協への技術指導及び作業支援活動  -------------------------------------------
  −山女魚、岩魚の発眼卵埋設、孵化後の追跡調査 

「鳴子漁協では、河川の現状から昔の河川本来の姿に戻そうという取り組みを始めました。河川全体を昔に戻すのは難しく河川地形などは治水利水などの関係で戻すのはかなりの時間がかかりそうで、できることから始めることにし、魚をまず魚本来の姿にもどそうと動きはじめました。 
1つ目は発眼卵放流です。なるべく自然に近い形で魚を育成する形を選びました。時間は掛かりますが成魚放流を無くし、発眼卵放流だけすることを計画致しました。発眼卵も昔から川に生息するイワナ、荒雄川水系産イワナの発眼卵を選び、発眼卵育成区域を定め、河川を整備する予定です。」

当会では、これらの事業を支援すべく発眼卵埋設への技術指導や作業協力を行っています。
山女魚の発眼卵発眼卵の埋設孵化状況の調査

七北田川水系での発眼卵埋設放流・産卵床設営による増殖活動 ---------------------- 
地域に根ざした身近な自然環境の保全と豊かな自然の恩恵感受、自然環境保全への参加機会の提供と啓蒙を目的としています。内容は、七北田川水系(ダム上流部及び支流)において渓流魚(ヤマメ・イワナ)の発眼卵埋設放流産卵床造成を実施することによる増殖活動であり、会員及び興味・関心のあるボランティアの参加・協力を得て推進しています。

これからの内水面漁場(渓流域)の管理,構築に係る協議会」の推進 ---------------------
宮城県の渓流域における内水面漁業漁場の管理方法について、理想像や現実的問題点を踏まえ今後
の方向性を模索することを目的に協議会を発足、参加団体及び事務局として活動しています。

環境保全の啓蒙及び青少年の環境教育人材育成の活動 ----------------------------
  −水生生物調査を兼ねた体験学習、河川清掃、河川ゴミの調査



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