発眼卵埋設放流の活動報告(H21年度)

七北田川水系での発眼卵埋設放流・産卵床造成による増殖活動
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◆発眼卵埋設放流活動(ヤマメ・イワナ)の報告 -----------------------------------------
●【ヤマメの発眼卵埋設活動】
日   時:H21年11月29日(日)10:00集合 12:00解散  
集合場所:長谷倉川と清川との合流点 
日   程:  長谷倉川に発眼卵埋設作業(ヤマメ) 2個所
参加者 :計14名  (トラウト仙台) 大村 他 9名
       (会員)  八巻、細田、大竹 他 1名 (敬称略) 
昨年に続きヤマメ発眼卵埋設放流は、トラウト仙台との共同開催にて企画した。
穏かな晴れ間の午前中、14名(内子供4名)の参加者にて実施することができた。
長谷倉川の2箇所に、放流卵計10000粒の埋設放流を行った。
放流時の気温は11℃、河川水温は8.0℃であった。
  【作業風景】
@作業開始
A卵の選定・死卵除去
B卵をバイバードボックスへ
C1箇所埋設終了
D2箇所目作業
E2箇所埋設終了

●【イワナの発眼卵埋設活動】
日   時:H21年12月23日(水)10:00集合 12:30解散  
集合場所:長谷倉川 光明の滝 駐車場
日   程:  長谷倉川に発眼卵埋設作業(イワナ) 2個所
参加者 :計14名  (トラウト仙台) 6名
       (会員)  八巻、佐藤、大竹 (ボランティア) 他5名 
昨年と同様、イワナ発眼卵埋設放流をトラウト仙台の協力を得て実施した。
大寒気団過ぎ去り穏かな晴れ間の午前中、14名の参加者にて実施することができた。
長谷倉川に、放流時積算水温350℃の放流卵を計10000粒埋設した。
放流時の気温は6℃、河川水温は3.0℃であった。
  【作業風景】
イワナの発眼卵
卵の選別
    
作業後のトン汁

●【ヤマメ・イワナの孵化調査報告】
日   時:H22年3月7日(日)10:00集合 12:00解散  
集合場所:長谷倉川と清川との合流点
日   程:  長谷倉川埋設場所での孵化調査 及び 容器回収
参加者 :計10名  (トラウト仙台) 7名
       (会員)  八巻、大竹 (ボランティア) 佐藤 
ヤマメ・イワナの孵化調査をトラウト仙台と共に実施した。
風もなく穏かな晴れ間の午前中、気温6度水温3度で10名の参加者にて実施することができた。
最初にヤマメの埋設場所2か所を調査した。
1か所目はバイバードボックスと手製のボックスを埋設したところであるが、ゴミと泥の流入のためか孵化後の稚魚(写真3cm程度)も発見できたが死卵もやや多くみられ孵化率60%程度の様に思われた。
2か所目は、深場に埋設したためか、泥とゴミは少なく、稚魚の姿を多く見ることができた。
10個程度の死卵は見られたが、この場所の孵化率は90%以上と思われる。
次に、イワナの埋設場所2か所を調査した。
1か所目は、沢の出口であるが表面には落葉が堆積していたにも関わらず、孵化した稚魚(2.5cm程度)が多くみられ、死卵はほとんどなかった。
2か所目は、本流部であるがここも虫籠(バイバードボックスの代用)には死卵はなく、稚魚を発見することができた。イワナの孵化率は、95%以上と思われる。
  【作業風景】
@ヤマメ1か所目
A容器回収
Bヤマメ稚魚確認
Cヤマメ稚魚
Dヤマメ2か所目
Eヤマメ稚魚
Fイワナ1か所目
 Gイワナ稚魚確認   
Hイワナ2か所目
Iイワナ稚魚確認
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